土壌・地下水汚染の調査・対策技術


電気泳動土壌修復技術
 
技術の位置づけ 対策技術 原位置抽出技術
対象媒体 土壌、地下水
対象物質
  • 重金属(Cd,Pb,As,Hg,Se等) 
  • 未実証であるが適用可能性が高く、適用可能とした海外文献などがあるもの無機化合物(全シアン等) 
  • 還元性無機化合物(Cr6+等) 
  • 未実証であるが適用可能性が高く、適用可能とした海外文献などがあるもの揮発性有機塩素系化合物(ジクロロメタン,四塩化炭素,1,2-ジクロロエタン,1,1-ジクロロエチレン,シス-1,2-ジクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエチレン,1,1,2-トリクロロエチレン,トリクロロエチレン,テトラクロエチレン等) 
実証済み物質 六価クロム
適応範囲 濃度範囲  
汚染場所の地質等
  • 飽和帯
  • 不飽和帯
  • 透水層
土壌の化学的性質 塩素等のイオンが大量に含まれる場合は注意が必要である。
その他特記事項  
技術概要 分類  
開発段階
  • 実証中
  • 土壌・地下水汚染対策事例等調査(平成7年度)実施
技術の概要 土中の間隙を水で満たし、直流電流を加えると、陰イオンである六価クロムは陽極方向に移動する。陽極部に濃縮された六価クロムを回収処理する。揚水した地下水相で給水する。
必要な前処理・後処理 六価クロムを沈澱ろ過し、スラッジとして処理する。
 
組み合わせると効果的な技術  
 
試験結果 掘削した汚染土壌を鉄製コンテナに充填し、40〜60V、5.3〜3.5Aの電流を流して88日間試験を行ったところ、六価クロム溶出量32〜36mg/L、含有量8,590〜10,100mg/kgの汚染土を11mg/L程度まで浄化することができた。電極配置により浄化の程度が異なる。
適用事例 なし
制約条件 不飽和帯に適用する場合は止水壁をうつなど、土壌を適切に淡水状態に保つ必要がある。
 
処理後の土壌の性状 性状は概ね保たれる
概念図プロセスフロー
 
施工性 原位置の施工性 原位置可
 
地上構造物 未実証であるが適用可能性が高く、適用可能とした海外文献などがあるもの適応不可
必要な土壌掘削 止水壁を設ける場合は必要になることがある。
必要な地下水揚水  
現場での必要面積  
対策期間 除去速度はあまり速くなく、長時間かかることがある。
作業時間  
必要な維持管理 給水、排水、汚泥処理
その他特記事項  
環境への二次的影響 二次処理の必要性 水処理
生活環境への影響 その他(迷走電流)
添加物質
汚染拡散の可能性 なし
非意図的物質生成の可能性 塩素イオンが大量に含まれる場合は、電気分解により、塩素ガスが生成されることが理論的には考えられる。
 

(2002年7月)
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